文芸的な、あまりに文芸的な

人生にあるのは意味ではなく味わいだと私は思っている(谷川俊太郎)

短歌

若手歌人たち ~『桜前線開架宣言』山田航

山田航『桜前線開架宣言』という短歌アンソロジー本を読んだ。 桜前線開架宣言 作者: 山田航 出版社/メーカー: 左右社 発売日: 2015/12/24 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (6件) を見る 副題に「Born after 1970 現代短歌日本代表」…

短歌研究新人賞・最終選考通過、候補作受賞しました(友人が)。 その2

前記事の続き。 短歌研究新人賞・最終選考通過、候補作受賞しました。友人が - 文芸的な、あまりに文芸的な さて、私が見せてもらって特に好きだな、うまいなと思った歌は、 作業着に集まる無数の小豆たち どんなに美しかろうと死は死 まるで毒でも入ってい…

短歌研究新人賞・最終選考通過、候補作受賞しました。友人が

私の友人が短歌雑誌「短歌研究」の新人賞で候補作を受賞した。新人賞(1名)、次作に次ぐ銅メダルで、応募500人のうちの8人くらいに残り、雑誌で選考歌人に1P半の選評が載せられた。これは快挙だ。 短歌研究新人賞候補作。ありがたいことです。誰一人…

綿矢りさのおっぱいがでかい 文学は死んだ  --を短歌にしてみる

今日はてな匿名ダイアリー(通称 増田)にこんな投稿があった。 「綿谷りさのおっぱいがでかい 文学は死んだ」。ただこれだけの一発ネタである。(綿谷は誤りであり、綿矢りさ が正しい) しかしこれ、投稿者が意図したのかどうかは知らないが、自由律俳句(…