文芸的な、あまりに文芸的な

人生にあるのは意味ではなく味わいだと私は思っている(谷川俊太郎)

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

業田良家『自虐の詩』を読む ~「人生には明らかに意味がある」、<関係性の履歴>と人生の意味

「このマンガは絶対に読む価値がある」 永井均『マンガは哲学する』でそう賞賛された、文字通り「人生において必読」の傑作。 マンガは哲学する (講談社プラスアルファ文庫) 作者: 永井均 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2004/08 メディア: 文庫 クリック:…

告知 ※文学フリマ東京(5/1)出展します。サークル「文化系女子になりたい」(ツー09)

今週のお題「私がブログを書く理由」 ということで、私がブログを書く理由。 このブログは主に漫画文学論を書いているが、それなりの文章(内容と分量)を書くのは面白いのだが、当然のことながらメンドクサイ。 何故に私はそんなめんどうなことをしているの…

女優・大後寿々花と、クンニ顔という概念

タイトルから分かるとおり駄文。 先日、深夜放送していた映画『桐島、部活やめるってよ』を観ていたら、吹奏楽部でサックスを吹いてる一人の女の子に目が留まった。 この女優誰だっけ…と思い検索したら、大後寿々花という娘らしい。『桐島~』にはヒロインの…

押見修造『惡の華』高校生編(7~11巻)を読む  ~破滅よりも、生きることに賭ける

前回記事押見修造『惡の華』中学生編(1~6巻)を読む に続き今回は『惡の華』高校生編。 惡の華(7) (週刊少年マガジンコミックス) 作者: 押見修造 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2013/03/29 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 今回は…